仮想デスクトップのメリットとデメリット

仮想デスクトップとは、1つのハードウェアで複数のデスクトップ環境を提供するというものです。メリットとしては、それぞれの作業画面を分けることができるということで、またその他のソフトウェアとの干渉も最小限にすることができるので、ハードウェアのパフォーマンスを最大限利用することができるというものです。また切り替えも簡単に行えるので、業務を行う上での作業効率を上げることができます。一方でデメリットとしては、デスクトップが分散させるためひとつのデスクトップですべての作業を行いたいといった場合にはやや不向きになります。このため必要に応じて環境を整える必要があります。仮想デスクトップは以前外部のソフトウェアで制御するのが一般的でしたが近年はOSにも標準搭載されるようになっています。

仮想デスクトップの用途について

現代のコンピューターはハードウェアとソフトウェアによって構成されており、ソフトウェアを動かすためにハードウェアとの橋渡しをするシステムがオペレーティングシステム(OS)と呼ばれるものです。基本的にOSは1つのハードウェアに1つのデスクトップを提供するのが一般的でアクセスするユーザーごとに専用画面を用意するといったことはあってもあくまでも1つのデスクトップを共有することになります。このためインストールされているソフトウェアなどを共有して利用することができますが、ソフトウェア同士の干渉が起こるなど、パフォーマンスは低下します。一方で仮想デスクトップでは、まったく別物のデスクトップを提供するため、作業効率そのものを向上させることができハードウェアのパフォーマンスを最大限活用することができます。

仮想デスクトップが採用されているOSは

仮想デスクトップは、もともとは業務用に広く使われてきたUNIX系のOSで採用されてきましたが、近年は一般に普及しているWindowsやMacOSでも標準搭載されるようになっています。Windowsでは仮想デスクトップではなく1つのデスクトップを複数のユーザーが共有するといったものが一般的で、仮想デスクトップを導入するには専用のシステムを配布する必要があり、また不完全なものでしたが、最新のOSモデルであるWindows10では、仮想デスクトップが標準搭載されています。一方でMacOSは仮想デスクトップが一般的でありませんでしたが、MacOSX10.3から仮想デスクトップに対応したソフトウェアが採用され、仮想デスクトップが利用できるようになっています。